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2001年以来、保護する責任（R2P）に関する文献や資料は、汗牛充棟の如く蓄積されてきています。それらを網羅することは難しいので、以下、参考文献・資料などを探す際に役立つ文献やウェブサイトのリンクを紹介します。

＜R2Pの概説＞
政所大輔「『保護する責任（R2P）』とは何か？――国家主権を問いなおす新たな国際規範」（SYNODOS、2022年2月21日）

＜英語文献リスト＞
Gallagher, Adrian et al (eds.), “The Responsibility to Protect: a Bibliography”, Global Responsibility to Protect, 16 (1), 2023, 3-123.
（R2P専門の学術誌 Global Responsibility to Protect も参照のこと）

＜英語書籍シリーズ＞
Routledge Book Series: Global Politics and the Responsibility to Protect

＜日本語文献リスト＞
千知岩正継「日本語で読める人道的介入・『保護する責任』の文献リスト」『社会と倫理』第29号、2014年、111-126頁。
（2014年時点のリストのため、以下の書籍の文献リストなども参照のこと）

＜日本語書籍＞
西海洋志、中内政貴、中村長史、小松志朗（編）『地域から読み解く「保護する責任」――普遍的な理念の多様な実践に向けて』聖学院大学出版会、2023年。

西海洋志『保護する責任と国際政治思想』国際書院、2021年。

政所大輔『保護する責任――変容する主権と人道の国際規範』勁草書房、2020年。

中内政貴、高澤洋志、中村長史、大庭弘継（編）『資料で読み解く「保護する責任」――関連文書の抄訳と解説』大阪大学出版会、2017年。

＜主要文書＞
“Key Documents” UN Office on Genocide Prevention and the Responsibility to Protect

“Featured Resources” Global Centre for the Responsibility to Protect (GCR2P)
（R2Pに言及した国連安保理決議、人権理事会決議、総会決議など）

＜各種文書＞
“Publications” Asia Pacific Centre for the Responsibility to Protect (APR2P)
（アジア太平洋地域に関する資料や報告書、リスク評価などが豊富で参考になる）