Research

R2Pネットワークは、主に「保護する責任」（Responsibility to Protect: R2P）や関連する分野（人道的介入、PKO、平和構築など）をテーマに、有志メンバーによる共同研究を行っています。これまで、以下の研究助成や出版助成をいただき共同研究の実施と研究成果の刊行を行ってきました。今後も、社会的に必要とされているテーマを見極めながら、学術的価値の高い共同研究を継続していきたいと考えています。

大阪大学大学院国際公共政策研究科 公益財団法人稲盛財団寄付講座「グローバルな公共倫理とソーシャル・イノベーション」
　→ 『資料で読み解く「保護する責任」――関連文書の抄訳と解説』
　　（大阪大学出版会、2017年）

公益財団法人野村財団 2019年度 社会科学助成、上智大学学術研究特別推進費 2021～2023年度、聖学院大学研究叢書出版助成 2022年度
　→ 『地域から読み解く「保護する責任」――普遍的な理念の多様な実践に向けて』
　　（聖学院大学出版会、2023年）

また、2022～2024年には、上智大学学術研究特別推進費（2021～2023年度）の助成のもと、クイーンズランド大学（豪州）R2Pアジア太平洋センター（The Asia Pacific Centre for the Responsibility to Protect: APR2P）と共催で “Japan National Dialogue on R2P and Atrocities Prevention” を計3回、開催しました。今後も、国内外の研究者や研究機関との共同プロジェクトを推進していきたいと考えています。

Japan National Dialogue on R2P and Atrocities Prevention については こちら